冬の電気代、高すぎませんか?エアコン暖房をフル稼働させていると、あっという間に月15,000円を超えてしまいます。前回の記事「【2026年版】冬の電気代を抑える家電の使い方」では、エアコン・こたつ・電気毛布の正しい使い分けで月3,900円削減できる方法をお伝えしました。
その中でも特に節電効果が高いのが「電気毛布」です。エアコンの電気代が1時間約16.7円なのに対し、電気毛布はわずか約0.9〜1.7円。つまり、エアコンの約10分の1以下の電気代で済むんです。
今回は、元家電量販店販売員として18ヶ月連続売上1位を達成した経験から、2026年に本当におすすめできる電気毛布3選を紹介します。使い勝手、機能、価格の3つのポイントで徹底比較しました。
電気毛布がこんなに節電になる理由
まず、なぜ電気毛布がこれほど節電になるのか、具体的な数字で見てみましょう。
主な暖房器具の電気代比較(8時間使用した場合)
| 暖房器具 | 1時間あたり | 8時間使用 | 1ヶ月(30日) |
|---|---|---|---|
| エアコン(6畳) | 約16.7円 | 約134円 | 約4,020円 |
| 電気ストーブ | 約12〜24円 | 約96〜192円 | 約2,916〜5,832円 |
| こたつ | 約2.2〜4.8円 | 約18〜38円 | 約528〜1,152円 |
| 電気毛布 | 約0.9〜1.7円 | 約7〜14円 | 約216〜420円 |
※電気料金は31円/kWhで計算
この表を見ると一目瞭然ですが、電気毛布はエアコンと比べて1ヶ月で約3,600〜9,000円も安くなります。つまり、寝室の暖房をエアコンから電気毛布に切り替えるだけで、冬の3ヶ月間で約10,800円〜27,000円の節約になるんです。
前回の記事でも触れましたが、局所暖房として電気毛布を活用すれば、エアコンの設定温度を20℃から18℃に下げられます。これだけでエアコンの電気代も約10%削減できるので、併用することでさらに節電効果が高まります。
電気毛布選びで失敗しない3つのポイント
元販売員として、お客様から「電気毛布を買ったけど使わなくなった」という声をよく聞きました。失敗の原因は明確で、この3つを確認せずに購入してしまうからです。
1. 使用シーンに合ったタイプを選ぶ
電気毛布には大きく3つのタイプがあります。
- 敷きタイプ:ベッドや布団の下に敷く。寝る時専用
- 掛けタイプ:体にかけて使う。日中も使える
- 掛け敷き両用タイプ:両方の使い方ができる万能型
「寝る時しか使わない」という方は敷きタイプで十分ですが、「リビングでも使いたい」「在宅ワーク中も使いたい」という方は掛けタイプか両用タイプを選びましょう。
2. サイズは大きめが正解
「小さくて暖かい範囲が狭かった」という失敗談が本当に多いです。シングルサイズでも140×80cmは最低限必要。掛けて使うなら180cm以上の長さがあると、肩までしっかり覆えて快適です。
3. 必須機能は「室温センサー」と「丸洗い可」
安い電気毛布には室温センサーが付いていないものもありますが、これは絶対にあった方がいいです。夜中に室温が下がっても自動で温度を調整してくれるので、暑すぎたり寒すぎたりしません。
また、直接肌に触れるものなので「丸洗い可」は必須条件です。シーズン中に2〜3回は洗いたいですからね。
2026年おすすめ電気毛布3選|使い勝手・機能・価格で徹底比較
それでは、実際におすすめの電気毛布3選を紹介します。タイプ別に選んだので、あなたの使い方に合ったものを見つけてください。
【敷き専用なら】パナソニック DB-U12T-C
基本スペック
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| タイプ | 敷き毛布 |
| サイズ | 140×80cm(シングルS) |
| 消費電力 | 54W |
| 電気代(強) | 約0.9円/時間 |
| 電気代(弱) | 約0.6円/時間 |
| 価格 | 3,980円〜5,800円 |
| 重量 | 0.8kg |
おすすめポイント
使い勝手:★★★★★ 「寝る時だけ使う」という方には、このDB-U12T-Cが最もコスパが高いです。軽くて薄いので布団の下に敷いても違和感がなく、寝返りの邪魔になりません。
コントローラーが光るので、夜中に暗い部屋でも操作しやすいのが地味に便利。お客様からも「真っ暗な中で温度調整できるのがいい」という声が多かったです。
機能:★★★★☆
- 室温センサー搭載:室温が5℃下がると、設定温度から約1℃アップして自動調節
- 頭寒足熱配線:足元を密に配線しているので、足先が冷える方に最適
- 抗菌防臭加工(キトサン):天然由来成分で清潔を保つ
- ダニ対策機能:ダニが気になる方も安心
- 丸洗いOK:洗濯機で洗える
室温センサーの精度が良く、朝まで快適な温度を保ってくれます。タイマー機能がないのが唯一のデメリットですが、消し忘れても電気代は1時間1円以下なので、そこまで気になりません。
価格:★★★★★ 実売価格3,980円〜5,800円という安さが最大の魅力です。1ヶ月の電気代が約216円なので、エアコンから切り替えれば2ヶ月で元が取れます。
「とにかく安く電気毛布を試したい」「寝室専用で十分」という方には、これ以上のコスパの製品はありません。
こんな人におすすめ
- 寝る時専用で使いたい
- コストを最小限に抑えたい
- シンプル機能で十分
- 足先の冷えが気になる
実際の使用感
販売員時代、このモデルは冬になると在庫が常に不足するほど人気でした。「安いのに十分暖かい」「パナソニックだから安心」という理由で、リピーターも多かったです。
特に一人暮らしの方や、「まずは試しに」という初めての電気毛布デビューの方に好評でした。
【日中も使うなら】無印良品 羽織れる電気ブランケット MJ-EHB13
基本スペック
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| タイプ | 掛け毛布(羽織れる) |
| サイズ | 130×80cm |
| 消費電力 | 約60W |
| 電気代(強) | 約1.9円/時間 |
| 温度調節 | 3段階(強・中・弱) |
| 価格 | 4,990円 |
| 重量 | 900g |
おすすめポイント
使い勝手:★★★★★ この製品の最大の魅力は「羽織れる」という点です。両サイドにスナップボタンが付いているので、肩からすっぽり羽織ってガウンのように着られます。
在宅ワーク中、家事の合間、夜のリラックスタイムなど、一日中活躍します。「これなしでは冬を越せない」というSNSの口コミが多いのも納得の使い勝手です。
軽くて持ち運びも簡単なので、リビングから寝室へ、書斎から居間へと自由に移動できます。コントローラー収納用のポケットも付いているので、コードが邪魔になりません。
機能:★★★☆☆
- 全体ヒーター配線:ブランケット全体が均一に暖かい(ヒーター面積62%)
- 3段階温度調節:シンプルで使いやすい
- 丸洗いOK:洗濯機で洗える(コントローラーを外す)
- ポリエステル素材:サラサラした肌触り
ただし、室温センサーは非搭載。タイマー機能もありません。機能面では必要最小限といったところですが、「シンプルで使いやすい」という意見も多いです。
電熱線が6cm間隔で配置されているので、電熱線の感触が若干気になるという声もありますが、個人的には許容範囲内だと感じます。
価格:★★★★☆ 4,990円という価格は、この使い勝手の良さを考えれば十分納得できます。無印良品の製品なので、デザインもシンプルでインテリアを邪魔しません。
1時間あたり約1.9円の電気代で、日中もエアコンをつけずに済むので、実質的な節約効果は非常に高いです。
こんな人におすすめ
- 在宅ワークやリビングで使いたい
- 持ち運んで色々な場所で使いたい
- シンプルなデザインが好き
- 日中の暖房代を節約したい
実際の使用感
無印良品の羽織れる電気ブランケットは、毎年人気で品薄になることが多い商品です。2026年1月現在、店頭在庫は少なく、ネットではダークベージュのみ入荷している状況。チャコールが欲しい方は、見つけたら即購入をおすすめします。
「暖かい範囲が広い」「ボタンで留められるので落ちない」という口コミが多く、リピーターも多数。特にテレワークが増えた2020年以降、爆発的に人気が出ました。
電気毛布というよりは「着る毛布の電気版」というイメージで、冬の生活必需品として愛用している方が多い印象です。
【本格派なら】パナソニック DB-RMH10M-H
基本スペック
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| タイプ | 掛け敷き両用 |
| サイズ | 188×137cm(シングルM) |
| 消費電力 | 75W |
| 電気代(強) | 約1.7円/時間 |
| 電気代(3) | 約1.0円/時間 |
| 価格 | 11,293円〜15,204円 |
| 重量 | 本体1.7kg、コントローラー0.3kg |
基本スペック
使い勝手:★★★★★ 188×137cmという大判サイズで、掛けても敷いても使える万能型。「これ1枚あれば冬は大丈夫」と言える、オールマイティな製品です。
片面がマイクロファイバー素材になっていて、肌触りが本当に良いです。「高級ブランケットレベルのふわふわ感」という口コミは誇張ではありません。販売員時代も、触ってみたお客様のほとんどが「これいいね!」と反応していました。
大きいので寝返りを打っても毛布がズレにくく、朝まで快適。掛けて使う場合も、肩までしっかり覆えるサイズなので冷えません。
機能:★★★★★
- 室温センサー搭載:自動温度調節で快適
- 8段階温度調節:細かく設定できる(「強」51℃〜「弱」37℃)
- マイクロファイバー素材(片面):ふわふわで気持ちいい
- 抗菌防臭加工:清潔を保つ
- ダニ対策機能:安心して使える
- 丸洗いOK:洗濯機で洗える
この価格帯の電気毛布としては機能が充実していて、特に8段階温度調節は便利です。「強では暑すぎるけど、その下の設定では寒い」という中途半端な悩みを解決してくれます。
室温センサーの精度も高く、夜中に室温が10℃下がっても、設定温度から自動で微調整してくれます。
価格:★★★☆☆ 11,293円〜15,204円という価格は、電気毛布としては高額です。他社製品と比べて3,000円〜5,000円高いのは事実。
ただし、1日8時間使用しても1ヶ月約408円の電気代で、エアコンから切り替えれば月3,600円の節約になります。つまり、4ヶ月で元が取れる計算です。
長く使うことを考えれば、この品質でこの価格は納得できます。5年使えば1シーズンあたり2,200円程度なので、コスパは決して悪くありません。
こんな人におすすめ
- 掛けても敷いても使いたい
- 肌触りにこだわりたい
- 機能性を重視する
- 長く使える良いものが欲しい
実際の使用感
2024年9月発売の最新モデルで、価格.comの売れ筋ランキングでも2位を獲得しています。
「暖まるまで5分程度かかる」「コントローラーがやや大きめ」というデメリットはありますが、それを補って余りある肌触りの良さと機能性が魅力です。
特に「電気代高騰で困っている方」「肌触りにこだわる方」「洗える電気毛布を探している方」には、間違いなくおすすめできる製品です。
3製品の比較表
最後に、3製品を一覧で比較してみましょう。
| 項目 | パナソニック<br>DB-U12T-C | 無印良品<br>MJ-EHB13CHA | パナソニック<br>DB-RMH10M-H |
|---|---|---|---|
| タイプ | 敷き専用 | 掛け(羽織れる) | 掛け敷き両用 |
| サイズ | 140×80cm | 130×80cm | 188×137cm |
| 価格 | 3,980〜5,800円 | 4,990円 | 11,293〜15,204円 |
| 電気代/時間 | 約0.9円 | 約1.9円 | 約1.7円 |
| 電気代/月 | 約216円 | 約456円 | 約408円 |
| 室温センサー | ○ | × | ○ |
| 温度調節 | 無段階 | 3段階 | 8段階 |
| 丸洗い | ○ | ○ | ○ |
| 重量 | 0.8kg | 0.9kg | 1.7kg |
| 使い勝手 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 機能性 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| コスパ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| おすすめ度 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
※電気代は1日8時間、1ヶ月30日使用で計算
使用シーン別おすすめ
とにかくコスパ重視なら
パナソニック DB-U12T-C 寝る時専用で、最もコスパが高い。初めて電気毛布を買う方にも最適。
在宅ワーク中心なら
無印良品 羽織れる電気ブランケット デスクワーク、家事、リラックスタイムと一日中使える万能選手。
長く使える本格派なら
パナソニック DB-RMH10M-H 掛けても敷いても使える大判サイズで、マイクロファイバーの肌触りが最高。
電気毛布を使った節電術
最後に、電気毛布を使って効果的に節電する方法をお伝えします。前回の記事でも触れましたが、より具体的に解説します。
1. エアコンと併用して設定温度を下げる
エアコンを20℃→18℃に下げるだけで、約10%の節電になります。電気毛布で体を直接暖めれば、室温が低くても快適に過ごせます。
2. 就寝40分前に「強」で布団を暖める
布団が冷たいうちに入ると、なかなか眠れませんよね。就寝前に「強」で布団全体を暖めておき、寝る時には「弱」に切り替えましょう。これで電気代も抑えられます。
3. 朝は起きる30分前にタイマーOFF
起きる直前まで暖める必要はありません。体が目覚める30分前にはOFFにしても、毛布の保温性で十分暖かいです。
4. 日中はリビングで電気毛布を活用
前回の記事でも書きましたが、昼間はエアコンを控えめにして、電気毛布やこたつで局所暖房をするのが最も効率的です。
まとめ:電気毛布で無理なく節電しよう
冬の電気代を抑えるなら、電気毛布は必須アイテムです。エアコンの約10分の1の電気代で済み、寝室の暖房を切り替えるだけで月3,600円の節約になります。
予算別おすすめ
- 5,000円以下:パナソニック DB-U12T-C(寝室専用)
- 5,000円前後:無印良品 羽織れる電気ブランケット(日中も使う)
- 10,000円以上:パナソニック DB-RMH10M-H(本格派)
前回の記事「冬の電気代を抑える家電の使い方」と合わせて実践すれば、月3,900円の節約も十分可能です。我慢する節電ではなく、賢く家電を使い分けて快適に冬を過ごしましょう。
電気毛布は本体価格も安く、今年の冬からすぐに始められます。ぜひこの記事を参考に、あなたに合った電気毛布を選んでみてください。
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