「春から一人暮らし、家電は何を買えばいいの?」
新生活を控えて、ワクワクする気持ちと同時に、家電選びで悩んでいませんか? 元家電量販店で18ヶ月連続売上1位を達成した私が、販売員時代にお客様から実際に聞いた「買って後悔した家電」のリアルな声をお届けします。
店頭では良く見えても、実際に使うと「失敗した…」となる家電は確実に存在します。 この記事を読めば、そんな失敗を避けられます。
新生活の家電選びで後悔しやすい製品TOP5を元販売員が実話で解説。容量過多な冷蔵庫、高級炊飯器、タワー型扇風機、オーブンレンジ、高価な掃除機の失敗例と、なぜ店頭で良く見えたのか、後悔しない選び方の具体条件を本音で紹介。予算別の最適モデルも提案します。
新生活家電で後悔する人が続出する理由

販売員時代、新生活シーズンが終わった5月〜6月になると、必ずこんなお客様が来店されます。
「実は…買った家電、使いにくくて困っています」
正直に言います。新生活家電で失敗する人、めちゃくちゃ多いです。
特に一人暮らしを始める学生や新社会人の方は、「将来のことを考えて」とか「せっかくだから良いものを」といった理由で、実は必要ない機能や大きすぎる家電を買ってしまいがちです。
販売員時代の経験から、後悔する理由の多くが「店頭の雰囲気に流された」「機能を過信しすぎた」「実際の生活とのミスマッチ」の3つだと分かりました。
今回は、そんな失敗を避けるために、実際によくある後悔事例をランキング形式でご紹介します。
新生活で後悔しやすい家電ランキングTOP5

販売員時代、新生活シーズン後に最も多く寄せられた「後悔の声」を、ランキング形式でお伝えします。リアルなお客様の声も含めて、本音でお話しします。
第5位:大容量冷蔵庫「思ったより場所を取りすぎた」
よくある後悔の声
「将来のことを考えて180Lの冷蔵庫を買ったんですけど、6畳の部屋には存在感がありすぎました。もう少しコンパクトでもよかったかも」(22歳・新社会人女性)
一人暮らしの冷蔵庫選びで、サイズ感に後悔するパターンは意外と多いです。販売員時代、「将来2人暮らしになるかもしれないから」「自炊するなら大きめが便利」という理由で、180Lクラスを勧めることが多かったです。
しかし、実際には150〜180Lの範囲で自分の生活スタイルに合わせて選ぶことが大切です。自炊をあまりしない人は150L前後、週に数回自炊する人は180L前後が目安になります。
元販売員の本音
特にワンルームや1Kの部屋では、冷蔵庫が大きすぎると動線を妨げることも。自分の生活スタイルと部屋の広さを考えて、適切なサイズを選ぶことが重要です。
参考記事:【2026年最新】新生活・一人暮らしに最適!冷蔵庫おすすめ5選
第4位:高級炊飯器「結局、早炊きしか使ってない」
よくある後悔の声
「象印の5万円の圧力IH炊飯器を買いましたけど、正直、毎日『早炊き』しか使ってません。IH式の2万円ぐらいのもので十分でした…」(23歳・大学院生)
これ、販売員時代に本当によく聞いた後悔です。
新生活を機に、親元を離れて初めて自分で炊飯器を選ぶ方、多いですよね。店頭では「ご飯が美味しく炊ける」「保温機能が優れている」などの説明を受けて、つい高級モデルを選んでしまう。
でも、一人暮らしの現実は想像以上に忙しいんです。毎日自炊する余裕がない方も多く、高機能が無駄になりやすいんです。
一人暮らしなら、IH式で1.5万〜2万円台のモデルで十分。 象印やアイリスオーヤマ、タイガーの標準モデルでも、普段使いには全く問題ありません。
また、炊飯器の容量については、まとめ炊き冷凍をする方は5.5合炊きがおすすめですが、毎回食べきる派なら3合炊きでも十分対応できます。自分の食べる量や生活スタイルに合わせて選びましょう。
参考記事:【2026年春】新生活一人暮らしおすすめ炊飯器3選|元販売員が選ぶコスパ最強モデル
第3位:タワー型扇風機「見た目はおしゃれだけど、風が弱すぎ」
よくある後悔の声
「スタイリッシュなタワーファンを買ったんですけど、風量が弱くて夏は結局エアコンつけっぱなしです。普通の扇風機にすればよかった…」(24歳・新社会人)
タワー型扇風機(タワーファン)、店頭ではめちゃくちゃ人気なんです。見た目がスタイリッシュで省スペース。新生活で初めて一人暮らしをする方には、「おしゃれ」という理由だけで選ばれることが多いです。
でも、ここに落とし穴があります。
タワーファンは従来の扇風機と比べて風量が弱く、直接的な涼しさを求める方には不向きです。また、羽根が見えない構造上、掃除がしにくく、ホコリが内部に溜まりやすいというデメリットもあります。
元販売員の本音
エアコンの補助として使うなら問題ありませんが、「扇風機だけで夏を乗り切りたい」と考えている方には、従来型の扇風機をおすすめします。3,000円〜5,000円台で購入できる山善やアイリスオーヤマの扇風機の方が、実用性は圧倒的に高いです。
第2位:オーブンレンジ「グリルもオーブンも一度も使ってない」
よくある後悔の声
「せっかくだからとオーブンレンジを2.5万円で買いましたが、グリルもオーブンも一度も使っていません。温め機能だけなら1.5万円ので十分でした」(21歳・大学生)
これが第2位。販売員時代、本当に多かった後悔です。
新生活家電として電子レンジを選ぶ際、「せっかくだから多機能なものを」と考えてオーブンレンジを選ぶ方、めちゃくちゃ多いです。店頭でも「料理の幅が広がります」「トースターも兼用できます」といったセールストークで勧めていました。
でも、一人暮らしでオーブン機能を使う機会は驚くほど少ないんです。料理に慣れている方でも、オーブンを使うのは月に数回程度。まして料理初心者の方なら、ほぼ使わないと考えて良いでしょう。
元販売員の本音
一人暮らしなら、単機能レンジで十分。東芝やシャープの1.5万〜2.2万円前後のモデルなら、温めセンサーも搭載されており、日常使いには全く問題ありません。浮いた予算で、トースターを別途購入する方が使い勝手が良いです。
参考記事:【2026年春】新生活一人暮らしおすすめ電子レンジ3選|元販売員が選ぶ軽量・高コスパモデル
第1位:高価な掃除機「重くて使わなくなった」
よくある後悔の声
「ダイソンのコードレス掃除機を6万円で買ったんですけど、重すぎて週1回使うのがやっとです。もっと軽いモデルにすればよかった…」(23歳・新社会人女性)
堂々の第1位は、高価なコードレス掃除機。 これ、販売員時代に最も多く聞いた後悔です。
ダイソンやシャークなど、吸引力の高い海外ブランドの掃除機は、店頭デモでは非常に魅力的に見えます。実際に吸引力は確かに高いです。
でも、実際に使ってみると「重い」「充電が面倒」「一人暮らしの部屋には高性能すぎる」といった理由で、次第に使わなくなるケースが非常に多いんです。
元販売員の本音
特に女性の一人暮らしでは、本体重量1.5kg以下の軽量モデルが理想です。マキタやアイリスオーヤマの軽量モデルなら、1kg前後で価格も1.5〜2万円台から選べます。
一人暮らしの部屋(6畳〜8畳程度)であれば、過度な吸引力は必要ありません。週2〜3回、気軽に使える軽さの方が、結果的に部屋を清潔に保てます。
参考記事:【2026年春】新生活一人暮らしおすすめ掃除機3選|元販売員が選ぶ軽量・高コスパモデル
なぜ店頭では「これだ!」と思ってしまうのか

ここまで読んで「なぜ店頭ではそんなに良く見えてしまうのか」と疑問に思った方も多いでしょう。元販売員の立場から、その理由を正直にお話しします。
店頭の環境は「非日常」そのもの
家電量販店の売り場は、明るい照明、整然とした展示、わかりやすいPOP広告など、商品が最も魅力的に見えるように設計されています。この「非日常」の環境では、普段の生活では気にならない点も、良く見えてしまうんです。
例えば、タワーファンのスタイリッシュなデザインは、広い売り場では映えますが、6畳のワンルームに置くと思ったほどの存在感はありません。オーブンレンジのデモ調理も美味しそうに見えますが、実際に自分で作ろうとすると手間がかかりすぎて続きません。
販売員のトークは「将来」を見据えている
販売員が使うセールストークは、基本的に「将来を見据えた提案」になりがちです。これは、販売員自身も顧客の5年後、10年後を想像して勧めているためです。
販売員時代の私自身、よく使っていたフレーズ:
- 「将来2人暮らしになるかもしれませんから」
- 「料理の幅が広がりますよ」
- 「長く使うものだから、良いものを」
でも、新生活を始める学生や新社会人にとって、5年後の生活を想像するのは非常に難しいこと。結果として、「今」の生活に最適ではない家電を選んでしまうんです。
デモ機は常に「最高の状態」で展示されている
店頭のデモ機は、常に最高の状態で展示されています。掃除機なら吸引力がわかりやすいゴミを用意し、炊飯器なら炊きたてのご飯を試食させます。
しかし、実際の生活では、掃除機を毎日フル充電する余裕はありませんし、炊飯器で毎日最高品質のお米を炊く時間もありません。デモ環境と実生活のギャップが、後悔を生む大きな要因です。
新生活家電で後悔しない選び方の5つの鉄則

では、どうすれば後悔しない家電選びができるのでしょうか。元販売員として、具体的な判断基準を5つお伝えします。
鉄則1:今の生活スタイルに合わせて選ぶ
将来のことを考えすぎず、「今の生活」に最適な家電を選んでください。
一人暮らしなら、一人暮らし用のサイズと機能で十分です。
| 家電 | 一人暮らしの適正サイズ |
|---|---|
| 冷蔵庫 | 150L〜180L |
| 洗濯機 | 5〜6kg |
| 電子レンジ | 単機能レンジ(1.5〜2.2万円) |
| 掃除機 | 1.5kg以下 |
| 炊飯器 | 3〜5.5合炊き(生活スタイルによる) |
生活スタイルが変わったら買い替える前提で選ぶ方が、結果的にコストパフォーマンスが良くなります。
鉄則2:予算の上限を決めて、その中でベストを選ぶ
新生活の家電選びでは、つい予算オーバーしてしまいがちです。しかし、家電は「高ければ良い」というものではありません。
一人暮らしの新生活家電の予算目安
| 家電 | 予算目安 |
|---|---|
| 冷蔵庫 | 3.8〜5万円 |
| 洗濯機 | 3〜4万円 |
| 電子レンジ | 1.5〜2.2万円 |
| 掃除機 | 1.5〜2万円 |
| 炊飯器 | 1.2〜1.8万円 |
| 合計 | 12〜15万円 |
無理に高級モデルを選ぶと、生活費を圧迫してしまいます。まずは予算を決めて、その中でベストな選択をしましょう。
鉄則3:「実際に使う頻度」を冷静に考える
店頭で「便利そう」と思った機能が、実際に何回使うかを冷静に考えてください。
実際の使用頻度(販売員時代の経験)
| 機能 | 実際の使用頻度 |
|---|---|
| オーブンレンジのグリル機能 | 年に数回 |
| 炊飯器の保温機能 | まとめ炊き冷凍派は使わない |
| 掃除機の強モード | 月に数回 |
| 冷蔵庫の野菜室 | 一人暮らしでは使用頻度が低い |
使わない機能にお金を払うのはもったいないです。
鉄則4:重量とサイズを最優先する
特に掃除機や電子レンジは、重量が使い勝手に直結します。店頭では数分しか持たないため気になりませんが、実際に毎週使うとなると、1kgの差は大きいです。
また、冷蔵庫や洗濯機のサイズは、搬入経路や設置スペースを必ず事前に確認してください。「部屋に入らない」「ドアが開かない」といった失敗も少なくありません。
鉄則5:口コミより「実機の使い心地」を重視する
ネットの口コミは参考になりますが、全てを鵜呑みにしないでください。使う人の生活スタイルや感覚は千差万別です。
可能であれば、店頭で実際に触って、重さや操作感を確認することをおすすめします。特に掃除機は、必ず持ち上げて重量感を確かめてください。
後悔しないために選ぶべき家電タイプ
では、具体的にどのタイプの家電を選べば良いのでしょうか。カテゴリ別に、新生活で本当に使える家電をご紹介します。
冷蔵庫:150L〜180Lのバランスモデル
一人暮らしなら、パナソニックや東芝、シャープの150L〜180Lクラスがおすすめです。価格は3.8万〜5万円台から選べます。
自炊をあまりしない人は150L前後、週に数回自炊する人は180L前後が目安。冷凍室が大きめのモデルを選ぶと、作り置きや冷凍食品の保存に便利です。
参考記事:【2026年最新】新生活・一人暮らしに最適!冷蔵庫おすすめ5選
洗濯機:5kg〜6kgの縦型全自動
洗濯機は、東芝やアイリスオーヤマの5kg〜6kgモデルがおすすめです。価格は3〜4万円前後が相場です。
ドラム式は便利ですが、一人暮らしには高価すぎます。また、縦型の方が洗浄力が高く、衣類の傷みも少ないです。
参考記事:【2026年春】新生活一人暮らしおすすめ洗濯機4選|元販売員が選ぶコスパ最強5〜6kgモデル
電子レンジ:単機能レンジ(センサー付き)
東芝ER-S6BやシャープRE-TD184など、1.5〜2.2万円台のセンサー付き単機能レンジがベストです。
オーブン機能は不要です。トーストを焼きたいなら、別途3,000円程度のトースターを買う方が使い勝手が良いです。
掃除機:1kg前後の軽量コードレス
マキタCL107FDやアイリスオーヤマの軽量モデルなら、1kg前後で1.5〜2万円台から購入できます。
高価な海外ブランドは不要です。一人暮らしの部屋なら、吸引力よりも「軽さ」と「使いやすさ」を最優先してください。
炊飯器:3〜5.5合炊きIH式
象印やアイリスオーヤマ、タイガーのIH式なら、1.2〜1.8万円台で購入できます。
まとめ炊き冷凍派は5.5合炊きがおすすめですが、毎回食べきる派・コンパクト重視の方は3合炊きでも十分です。圧力IHや高級モデルは不要です。標準的なIH式でも、十分美味しいご飯が炊けます。
まとめ:新生活家電は「今の生活」に最適なものを選ぼう
新生活の家電選びで後悔しないためには、以下の3つがポイントです。
鉄則1:今の生活スタイルに合わせる
将来のことを考えすぎず、「今」に最適な家電を選びましょう。
鉄則2:予算内でベストを選ぶ
無理に高級モデルを選ぶ必要はありません。一人暮らしなら、合計予算12〜15万円で十分揃います。
鉄則3:実際の使用頻度を考える
使わない機能にお金を払うのはもったいない。シンプルで使いやすいものを選びましょう。
元販売員の最終結論
販売員時代、高い家電を売った方が店の利益は高かったです。でも、お客様の満足度を考えると、一人暮らしには「ちょうど良いサイズ・機能・価格」の家電が最適だと確信しています。
この記事でご紹介した「後悔しやすい家電」を避け、自分の生活に本当に必要な家電を選んで、快適な新生活をスタートさせてください。
何か質問があれば、コメント欄でお気軽にどうぞ。
それでは、素敵な新生活を!
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この記事を書いた人:daisu@
元家電量販店販売員。18ヶ月連続売上1位の実績を持ち、現在はブログで本当に必要な家電だけを紹介しています。


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